英検準2級プラスや2級で「時間が足りず最後まで解けない」と悩んでいませんか?合格を目指すなら、英語力に加えて85分の時間配分が重要です。この記事では、問題別の目安から本番で焦らない練習法まで分かりやすく解説します。
この記事のポイント
・英検準2級プラス・2級におすすめの時間配分
・語彙・長文・ライティングに何分使うべきか
・時間切れを防ぐための解く順番と考え方
・準2級プラスと2級で意識したい違い
・85分で解き切る力をつける過去問の使い方
自分に合った時間配分を見つけるために、それでは早速見ていきましょう。
英検準2級プラス・2級に合格するには時間配分が重要|まず押さえたい試験の基本

「問題を解くことに集中していると、いつも最後に時間が足りなくなります。そもそも試験では、どのくらい時間を意識すればいいのでしょうか?」

「本番で時計を見て焦らないためには、まず試験時間と問題のボリュームを知っておくことが大切です。どんな問題があり、85分をどう使えばよいのか、基本から順番に確認していきましょう。」
英検準2級プラスと2級では、英語の知識だけでなく、決められた時間の中で問題を解き切る力も大切です。難しい問題に時間を使いすぎると、解けるはずの問題を残してしまうこともあります。まずは試験時間と問題構成を知り、自分がどこに何分使うかをイメージしておきましょう。
準2級プラスと2級はリーディング・ライティング85分をどう使う?
英検準2級プラスと2級は、どちらもリーディングとライティングを合わせて85分で解きます。この85分の中で、語彙問題や長文問題を解くだけでなく、英文要約と意見論述のライティングにも取り組まなければなりません。そのため、最初から最後まで同じ速さで進めるのではなく、問題の種類ごとに使う時間を決めておくことが重要です。
たとえば、すぐに答えを判断しやすい語彙問題に時間をかけすぎると、考える時間が必要な長文やライティングが苦しくなります。反対に、序盤をテンポよく進められれば、後半に余裕を残せるでしょう。
本番では「まだ時間がある」と感じていても、ライティングを始めるころには残り時間が少なくなっているケースがあります。練習の段階から85分を一つのまとまりとして考え、時計を確認しながら進める習慣をつけることが大切です。
時間切れを防ぐために知っておきたい問題数と出題形式
| 比較項目 | 英検準2級プラス | 英検2級 |
|---|---|---|
| レベルの目安 | 高校上級程度 | 高校卒業程度 |
| リーディング・ライティング | 85分 | 85分 |
| リスニング | 約25分 | 約25分 |
| リーディング問題数 | 31問 | 31問 |
| 短文の語句空所補充 | 17問 | 17問 |
| 長文の語句空所補充 | 6問 | 6問 |
| 長文の内容一致 | 8問 | 8問 |
| ライティング | 英文要約1問+英作文1問 | 英文要約1問+英作文1問 |
| 二次試験 | 面接約7分 | 面接約7分 |
準2級プラスと2級のリーディングは、短文の語句空所補充、長文の語句空所補充、長文の内容一致問題で構成され、合計31問あります。さらにライティングでは、英文要約と自分の意見を書く問題の2題に答えます。つまり85分の中で、多くの英文を読みながら2つの文章も完成させる必要があるわけです。
ここで大切なのは、すべての問題に同じ時間を使わないこと。知っている単語ならすぐ答えられる問題もあれば、本文を丁寧に読む必要がある問題もあります。
あらかじめ出題形式を知っていれば、「ここは短時間で進めよう」「この長文には少し余裕を持とう」と判断しやすくなります。初めて問題を見る状態で本番に臨むより、時間の使い方を予測しやすくなるでしょう。過去問や練習問題を使い、問題の並び方にも慣れておくことがおすすめです。
合格を目指すなら「解ける問題に時間を残す」意識を持とう
試験では、分からない問題が出ると「もう少し考えれば解けそう」と感じることがあります。しかし、1問に何分も使ってしまうと、その後にある得意な問題へ使える時間が減ってしまいます。合格を目指すうえで大切なのは、すべてを完璧に解こうとするより、取れる問題を着実に取ることです。
特に語彙問題では、単語の意味を知らなければ長く考えても答えが見つからない場合があります。そのようなときは、いったん選択肢を絞って次へ進む判断も必要でしょう。
英検では、正答数だけから自分のCSEスコアを正確に計算することはできません。そのため「絶対に何問取らなければならない」と考えて一つの問題に固執するより、リーディング・ライティングを最後まで解き切ることを優先したほうが現実的です。時間も得点を取るための大切な資源と考えてください。
英検準2級プラスの合格を近づける時間配分|85分を無駄なく使うコツ
英検準2級プラスでは、リーディングだけでなく英文要約と意見論述にも時間を残す必要があります。目安として、語彙に10分前後、長文に30~35分前後、ライティングに30~35分前後を考えておくと全体を管理しやすくなります。最後の見直し時間も忘れないようにしましょう。
語彙問題は10分前後を目安にテンポよく解き進める
最初の短文語句空所補充では、単語や熟語などの知識を使って答えを選びます。ここで意識したいのは、1問ずつ深く考え込みすぎないことです。語彙問題全体を10分前後で終えるつもりで進めると、その後の長文やライティングに時間を残しやすくなります。
もちろん、必ず10分ちょうどで終わらせる必要はありません。得意な人ならさらに短くできますし、語彙が苦手なら少し時間がかかることもあるでしょう。ただし、分からない単語を何分も考え続けるのはおすすめできません。
まず文全体を読み、空所に入る意味を考えたうえで選択肢を確認します。それでも判断できない場合は、明らかに違うものを除いて答えを選び、次へ進みましょう。語彙問題を速く処理できるようになると、試験後半の余裕が大きく変わります。普段の単語学習も時間配分対策の一部なのです。
長文読解は30~35分前後を確保して焦らず読み切る
準2級プラスの長文では、文章の流れを理解したり、本文と選択肢の内容を照らし合わせたりする力が必要になります。語彙問題とは違い、本文を読まなければ答えを判断できないため、30~35分前後は確保しておきたいところです。
長文を読むとき、知らない単語が一つ出ただけで止まってしまう必要はありません。前後の文章から大まかな意味を考え、文章全体が何について書かれているかをつかむことを優先しましょう。
また、一文ずつ日本語に訳していると時間がかかります。「だれが」「何をした」「なぜそうなった」のように、必要な情報を拾いながら読む意識が役立ちます。設問を先に軽く確認し、何を探しながら読むべきか分かった状態で本文に入る方法もあります。自分に合う読み方を過去問で試し、本番で迷わず進められる形を作っておきましょう。
英文要約と意見論述には30~35分前後を残しておく
準2級プラスのライティングには、英文を要約する問題と、自分の考えを書く意見論述があります。この2題を落ち着いて完成させるために、合計30~35分前後を残しておくと進めやすいでしょう。リーディングに時間を使いすぎて、ライティングがほとんど書けなかったという状態は避けたいところです。
英文要約では、元の文章から大切なポイントを選び、短くまとめる必要があります。細かい内容を全部入れようとすると時間がかかるので、中心となる話を見つける意識が重要です。
意見論述では、書き始める前に自分の考えと理由を簡単に決めておきましょう。考えながら英文を書くより、「意見→理由→説明」という流れを先に作ってから書いたほうが迷いにくくなります。最後には、単語のつづりや文法、書き忘れがないかを確認する数分も残せると安心です。
英検2級に合格するための時間配分|長文とライティングで失敗しない進め方

「英検2級は長文も難しそうですし、ライティングまで時間内に終えられる自信がありません。どこかで急いだほうがいいのでしょうか?」

「最初から全部を急いで解こうとすると、かえって読み間違いが増えるかもしれません。大切なのは、時間をかけるところとテンポよく進めるところを分けること。問題ごとの進め方を詳しく確認してみましょう。」
英検2級では、準2級プラスよりも扱うテーマや語彙の難度が上がるため、時間の管理がさらに重要になります。目安として、大問1を約10分、大問2を約15分、大問3を約20分、ライティングを約35分で進める方法があります。残り時間は見直しなどに使いましょう。
大問1は約10分を意識し、分からない語彙問題に粘りすぎない
| 問題 | おすすめ時間配分の目安 | 意識したいこと |
|---|---|---|
| 大問1・短文の語句空所補充 | 約10分 | 分からない1問に粘りすぎない |
| 大問2・長文の語句空所補充 | 約15分 | 前後の流れから空所を判断 |
| 大問3・長文の内容一致 | 約20分 | 設問の根拠を本文から探す |
| ライティング2題 | 約35分 | 要約と意見論述の両方を完成させる |
| 見直し・リスニング準備 | 約5分 | マークや英文のミスを確認 |
| 合計 | 85分 | 時間を決めて最後まで解き切る |
※時間配分は英検が定めた公式ルールではなく、合格を目指すための一例です。得意・不得意に合わせて調整してください。
英検2級の大問1では、短い英文の空所に合う語句を選びます。語彙や熟語の知識が問われるため、知っている表現なら短い時間で答えを決められます。ここは約10分を目安に終わらせ、後に続く長文やライティングへ時間を残したいところです。
迷ったときは、まず英文全体の意味を簡単につかみます。そのうえで選択肢を見て、文法的に入らないものや意味が合わないものを除いてみましょう。それでも答えが分からない場合は、一つの問題だけに時間を使わないことが大切です。
2級では難しい単語が出ることもあります。しかし、知らないものが一つあったからといって試験全体が決まるわけではありません。約30秒ほどを一つの目安にし、分かる問題をテンポよく取っていく意識を持つとよいでしょう。後半へ時間を残すことも立派な試験戦略です。
長文問題は合計35分ほどを目安に設問ごとの優先順位を決める
英検2級の長文問題では、語句を補う問題だけでなく、Eメールや説明文などを読み、その内容に合う答えを選ぶ問題も出題されます。目安として、大問2に約15分、大問3に約20分ほどを使い、合計35分程度で進める方法があります。
長文を速く読むためには、すべての英文を完璧に日本語へ直そうとしないことがポイントです。文章のテーマや段落ごとの役割をつかみながら読み、設問で必要な部分を重点的に確認します。
選択肢を見るときも、「なんとなく似ている」という理由だけで決めず、本文のどこに根拠があるかを確かめることが大切です。一方で、根拠を探して本文を何度も最初から読み直すと時間が足りなくなります。段落ごとに何が書かれていたかを簡単に意識しながら読み進めると、必要な場所へ戻りやすくなるでしょう。
ライティング2題に約35分を確保し、最後の見直し時間も残す
英検2級のライティングでも、英文要約と意見論述の2題に答えます。参考となる時間配分では、この2題に約35分を使い、さらに最後の見直し時間を数分残す考え方があります。長文で時間を使い切らないよう、ライティングを始める時刻を事前に決めておくと安心です。
英文要約では、文章の細かな例まで全部書くのではなく、中心となる内容を整理する必要があります。まず各段落で重要な情報をつかみ、それを自然につなげていきましょう。
意見論述は、すぐに英語を書き始めるより、最初に自分の立場と理由を考えたほうがスムーズです。途中で意見が変わったり、同じ理由を繰り返したりするのを防ぎやすくなります。書き終わった後は、主語と動詞の形、単数・複数、つづりなどを確認してください。数分の見直しでも、気づけるミスはあります。
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英検準2級プラス・2級で合格を狙う時間配分の違い|同じ85分でも対策は変わる
準2級プラスと2級は、どちらもリーディング・ライティングが85分で、問題構成にも共通点があります。ただし、同じ時間配分をそのまま使えばよいとは限りません。難しさや扱うテーマが異なるため、自分の読解力や語彙力に合わせて時間を調整する必要があります。
準2級プラスと2級は試験形式が似ていても求められる英語力が異なる
準2級プラスと2級には、リーディング31問に加えて、英文要約と意見論述が出題されるという共通点があります。試験時間も同じなので、一見すると似た試験に感じるかもしれません。しかし、目安となる英語力は異なり、準2級プラスは高校上級程度、2級は高校卒業程度とされています。
2級になると、教育、科学、環境、医療、テクノロジーなど、社会に関わる話題も扱われます。そのため、単語の意味だけではなく、少し長い文章の内容や書き手の考えをつかむ力がより必要になります。
試験時間が同じということは、2級では難しくなった英文を同じ85分の中で処理しなければならないということでもあります。準2級プラスで時間に余裕があった人でも、2級では長文に時間がかかる可能性があります。級が変わったら、必ず改めて時間配分を確認しましょう。
準2級プラスでは要約問題に慣れ、2級につながる土台をつくる
準2級から準2級プラスへ進んだときに、大きな変化として感じやすいのが英文要約です。準2級ではEメール形式のライティングがありますが、準2級プラスでは文章を読んで内容を短くまとめる力が求められます。この要約に慣れておくことは、その後に2級へ進む際にも役立ちます。
要約で重要なのは、元の文章をそのまま短く写すことではありません。「この文章で一番伝えたいことは何か」「どの情報は残すべきか」を考え、自分なりに整理する必要があります。
練習するときは、まず日本語でもよいので各段落の要点を一言でまとめてみましょう。その後で英語にすると、何を書けばよいのか分からなくなることを減らせます。慣れてきたら、本番と同じように時間を計ってください。内容をまとめる力と制限時間内に書く力を同時に身につけていくことがポイントです。
2級では社会性の高い長文を素早く理解する読解力がカギになる
英検2級では、学校生活のような身近なテーマだけでなく、環境や科学、医療、ビジネスなど、社会に関係する内容も扱われます。テーマに慣れていないと、単語を一つずつ追うだけで時間がかかることもあるでしょう。そこで必要になるのが、文章の大まかな流れを速くつかむ読解力です。
長文を読むときは、知らない単語が出るたびに止まるのではなく、前後から意味を予想しながら進みます。段落の最初や最後には大切な内容が置かれていることもあるため、「この段落は何の話か」を意識すると整理しやすくなります。
また、社会的なテーマの英文を日頃から読んでおくことも有効です。難しい記事を読む必要はありません。英検2級程度の教材でさまざまな話題に触れておけば、本番で初めて見るテーマでも落ち着いて読み進めやすくなります。
英検準2級プラス・2級の合格につながる時間配分を身につける練習法
時間配分は、表を覚えるだけでは身につきません。実際に問題を解き、「自分はどこで時間を使っているのか」を知ることが大切です。過去問では毎回時間を計り、リーディングとライティングそれぞれに何分かかったかを記録すると、改善する場所が見つけやすくなります。
過去問は必ず時間を計り、自分だけの配分を見つける
時間配分を身につける一番分かりやすい方法は、本番と同じ時間を計って過去問を解くことです。普段はゆっくり解ける問題でも、時間制限があると迷い方や読み方が変わります。まずは85分で一度最後まで解き、自分が各大問に何分使ったかをメモしてみましょう。
その結果、語彙が15分かかった、長文だけで45分使った、ライティングが最後まで書けなかった、といった自分の特徴が見えてきます。そこで初めて、どの時間を縮めるべきか判断できます。
前述した時間配分は便利な目安ですが、全員にまったく同じ配分が合うわけではありません。語彙が得意なら早めに終えて長文へ時間を回してもよいでしょう。逆にライティングを速く書ける人なら、長文に少し余裕を持たせる方法もあります。何度か試し、自分が最も安定して最後まで解ける配分を見つけてください。
時間が足りないときは語彙・長文・ライティングのどこで遅れているか確認する
「いつも時間が足りない」と感じる場合は、まず原因を分けて考えましょう。語彙問題で迷い続けているのか、長文を何度も読み直しているのか、ライティングで書く内容を決めるのに時間がかかっているのかによって、必要な対策は変わります。
語彙に時間がかかるなら、単語や熟語を覚えることが近道です。長文が遅い場合は、一文ずつ訳す読み方をやめ、段落ごとの要点をつかむ練習を増やします。ライティングで止まる人は、よく使う文章の組み立て方を決めておくと書き出しやすくなるでしょう。
重要なのは、ただ「もっと速く解こう」と考えないことです。原因が分からないまま急ぐと、ミスが増える場合があります。過去問を解いたあとに各パートの時間を記録し、正答率と一緒に確認すると、自分が優先して直すべき部分がはっきりしてきます。
本番前は見直しまで含めて85分で解き切る練習を繰り返す
試験が近づいてきたら、問題を解くだけで終わらず、見直しまで含めて85分以内に収める練習を行いましょう。本番では緊張したり、思ったより難しい問題が出たりして、普段より時間がかかる可能性があります。そのため、練習の時点で時間の感覚を身につけておくことが大切です。
たとえば「開始から10分で大問1を終える」「45分前後でリーディングを区切る」「残り時間を確認してライティングへ移る」といった途中の目印を決めておく方法があります。時計を見るタイミングまで決めておけば、本番で慌てにくくなるでしょう。
最後の数分は、マークのずれや書き忘れ、ライティングの簡単な文法ミスなどを確認する時間に使えます。毎回完璧な配分になる必要はありません。練習を重ねながら少しずつ誤差を小さくし、自分なりの85分の使い方を固めていくことが合格への準備につながります。
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まとめ
英検準2級プラス・2級で合格を目指すなら、知識だけでなく85分をどう使うかが重要です。問題ごとの目安を決め、過去問で自分に合う時間配分へ調整していきましょう。
・準2級プラスと2級のリーディング・ライティングは85分
・リーディングは短文・長文を合わせて31問
・ライティングは英文要約と意見論述の2題
・語彙問題は考え込みすぎず、テンポよく進める判断が大切
・準2級プラスは語彙10分前後、長文30~35分前後、ライティング30~35分前後が一つの目安
・2級は大問1約10分、大問2約15分、大問3約20分、ライティング約35分という配分例
・分からない1問に時間を使いすぎず、解ける問題へ進む意識
・長文では一文ずつ完璧に訳さず、段落ごとの要点をつかむ読み方
・ライティングは書き始める前に意見や理由を整理して時間短縮
・過去問を85分で解き、各大問にかかった時間を記録する練習
・見直しまで含めた時間配分を作り、本番で焦らない準備
おすすめの時間配分は絶対的な正解ではありません。まずは目安を使って過去問を解き、得意・不得意に合わせて数分ずつ調整しながら、自分が最後まで安定して解き切れる85分の使い方を見つけてください。

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